気ままな笛吹き

  

久々の更新。まずは、今月始めにあった公演から。

去った12/4に、私の母校である知念高等学校で、文化庁芸術家派遣事業の鑑賞のお仕事をさせて頂いた。

その日は午後の公演だったので、午前中にＭさんの教室でリハーサルをして、昼間にスタバに寄って軽く腹ごしらえとコーヒータイムをしながら４人で話をしたりして、現地に向かった。

到着してから、まず校長室に迎えて下さり、挨拶をして学校についての話などをお伺いした後、体育館へ向かった。体育館に行く途中も、生徒さん達が爽やかに挨拶をしてくれて、清々しかった。後輩達、GOOD Job！

ありがたいことに、ご丁寧に昼食や飲み物を用意して下さっていた。舞台裏や表にも必要なテーブル、マイクなど設置済みであった。あとは音響チェックのみの状態。

マイクを使用するのは不本意であるが、周りが工事中であること、1000人以上の生徒さんを前に生音は厳しいかと思い、バランスを聞きながら薄くマイクを入れることにした。生音とは全然違う聴こえ方だね(^_^;)

本番は、まず私のＯＢ講話から始まった。あまり真面目ではなかった高校時代を語り、音楽を目指し始めてから変わったことや、経験談、目標や興味がなくても色々なところにアンテナを張り、遅刻や欠席欠課をしないようにして欲しいことなどを話した。（実際、私が１〜２年の頃には少し欠席欠課が多かったため、ある書類審査に引っかかって後悔したことがある）

それから演奏に入り、楽器の説明、曲の解説、楽器体験や質問コーナーを織り交ぜながら進行した。体験は、吹奏楽部で金管楽器を担当してる生徒さん、打楽器を担当してる生徒さんが挑戦してくれた。金管楽器の生徒さんは苦戦しており、難しい！と言っていた。

フルート四重奏での体育館演奏は、正直厳しいと感じた。規模が小さい学校、もしくは学級や学年単位で音楽室などでやる方が向いてると感じた。まぁ、1000人規模を相手にするのは初めての試みだったから、それはそれで色々なことが分かって良かったと思う。次回、機会があればオーケストラで訪問させて頂きたいと思った。

終演後も校長室にお招き頂き、コーヒーやお茶をご馳走になりながら色々お話をさせて頂いた。今回は、吹奏楽の木管の生徒さんと先生がアンサンブルコンテストで不在であったり、海側が工事中だったりして生徒さんの集中力も少し散ってしまったりしたことがあって微妙な状況だった。ちゃんと伝わったかどうか、不安と申し訳なさも残る。それでも私達を感激して下さった知念高等学校さん、協力して下さった先生方、体験用の楽器を貸し出しして下さった吹奏楽部の皆様に感謝申し上げます。事前に、お忙しい中で時間を割いて打ち合わせをして下さったり、本当に色々お世話になりました。

帰る時に中学時代にフルート経験者という生徒さんから話しかけられ、興奮気味に感激したことを伝えられ、また質問も色々あった。これもまた、嬉しかった。ちゃんと伝わってたんだね(;_;)またフルートに興味を持って、再開してくれたらいいなぁ♪

この日は、この後夕方から中城の吉の浦会館でジュニアオーケストラでの演奏のリハーサルがあり、その後は浦添てだこホールへコンサートを聴きに行く予定もあり、パタパタな１日となったが、充実した。
  

またまた久々の更新。先月の琉響の定期演奏会終了後に、我が「ディッシーフルートアンサンブル」は、神森中学にてアウトリーチがありました。

全校生徒ではなく、吹奏楽部と合唱部を対象にしたアウトリーチなので、音楽室で行ないました。
音楽を勉強している生徒さんの前で演奏するのは、色々な意味で緊張しました。とても反応の良い生徒さん達で、演奏が終わると感嘆の声や拍手、色々なリアクションをしてくれて嬉しかったです。

フルート体験コーナーでは、打楽器やクラリネット、サックスの生徒さんが体験してくれました。楽器をやっているからか、勘が良くて意外にすぐに音が出ましたね！一緒にキラキラ星の共演もしましたよ。

NHK合唱コンクールの課題曲にもなっている、いきものがかりの「YELL」という曲を共演しました。これは、定期が終わって私が徹夜で共演用に編曲しましたが、その甲斐あって素敵な共演となりました！！素敵な歌声、ありがとうございます。

質問コーナーでは、アンサンブルをするにあたり心掛けてることは？や、フルートの生徒さんからはフルートに関する細かい質問などがあり、ドキドキしつつも充実した時間となりました。

顧問の先生と生徒さんの細かい気配りが感じられて、アットホームなコンサートとなりました。また機会がありましたら、お伺いさせて頂きたいと思いました。私を支えてくれたメンバーの皆様方、今回もありがとうございました。
明日もディッシーでのアウトリーチがありますが、宜しくお願い致しますね！！