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2009年03月24日

定期演奏会本番・前半



去った3月20日、琉球交響楽団第15回定期演奏会が浦添市てだこホール大ホールで行われた。

私は今回、初ステマネデビューをすることになった。あまりに転換が多くて人手も足りなかったからだ。早めに会場入りしてステージでの流れを確認、打ち合わせをした。

前回はゲネプロ開始まで音出しも出来なかったが、今回は3分くらいは吹けた。しかし、またトイレに行きそびれた。学習してないなぁ、私。

ゲネプロは、今まで一番リハーサル時間の少なかったメイン曲から始めた。時間をかけて丁寧にリハーサルをした。思いがけず、個人的にお褒め頂き、褒められるのが苦手な私はリアクションにも困ったし、非常に照れた。素直にありがとうございます!って言えたら良かったのに(>_<)

本番。ブルッフのヴァイオリン協奏曲。非常に緊張感の伝わる演奏だった。指揮者のおっしゃった「理香さん(ソリスト)と室内楽をやるような感じでアンサンブルをして、みんなで一緒に作っていくような感じでやると、もっと音楽を楽しめます。」というようなニュアンスのことがずっと頭を過ぎっていた。理香さんは毎回、要所要所各パートに身体や目で分かりやすく合図を送って下さった。テンポの微妙な動きにもつけられるように集中した。上手く出来ていたかは分からないけど…。理香さんから翌日、お礼やお気遣いのメールがあったので恐縮した。さすがだね。ご自身も相当お疲れなはずなのに、私の事務的仕事にまで気を遣われるとは。協奏曲なんて、一生のうちに経験出来るかどうかというような大役で、コンサートミストレスや東京での肩書などプレッシャーも大きかったはず。また、彼女の協奏曲を演奏するチャンスがあったらいいな。

與儀亨先生の「弦楽オーケストラとハープのためのレント」
非常に美しく、沖縄の香がする温かい曲だった。前にも書いたが、先生のお人柄のよく現れた曲だ。大友先生も好みそうな音楽だなぁ、と個人的に思った。今度、高校進学をする私の生徒さん、このレントを気に入ったようだ。本質を見抜く能力があるんだな、と私も驚き、嬉しくなった。

福富秀夫先生の「弦楽オーケストラのための彩舞」は、若手地謡の能力が存分に発揮された作品だった。現代音楽と沖縄音楽を上手く演奏で表現されていた。地謡の方々の衣装もまたカッコイイ。

以上で前半は終了。休憩中に舞台をジャズのステージへのセッティングに取り掛かった。その後、スコアを指揮者の楽屋へお届けしようと向かったら、何とサッカーのトルシエ氏が見えており、指揮者の楽屋を訪ねて来られていた。わぁ、びっくり(*_*)図々しく写真撮影をさせて頂いた。

後半へ続く。



Posted by えりえり♪ at 02:53│Comments(2)
この記事へのコメント
やっと見つけました♪
コンサートでは演奏に事務職にいろいろ大変だったでしょう、本当にお疲れ様でした!これからもがんばってください(^O^)/
Posted by Team maru CAFETeam maru CAFE at 2009年03月25日 00:43
Team maru CAFEさん
あぁぁ、ついに見つかってしまいましたねぇ(*^o^*)
弦楽器の皆様方、全乗りで本当にお疲れさまですm(_ _)m疲れは残ってないですか?
また秋定期も宜しくお願い致しますね♪♪
Posted by えりえり♪ at 2009年03月25日 21:58
 
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