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2009年03月27日

定期演奏会・後半戦



トルシエ氏と是非とも記念撮影をしたくてソワソワしていた方がいた。私の大学時代の先輩で、現在は東京の交響楽団で活躍中のU氏だ。久しぶりの共演。相変わらず、確かな技術は勿論のこと、明るくて温かな音と音楽、人間性を持ってらっしゃるなぁと感激した。

先輩「え〜、英語で写真撮っていいか聞いてみ?」
私「え、英語では何て言うんでしたっけ…?」
先輩「ピクチャーなんたら…俺も分からん!」
私「ちょ、先輩!中部の人なのに英語分からないんですか?!」

とまぁ、そんな会話をしていたが、救世主である副代表のフランス語であっさり解決した。中部の人は英語を話せるだろうというのは、私の勝手な偏見だよね(^_^;)すみません。

後半はOJAジャズオーケストラのステージで幕開け♪♪プロのジャズオーケストラの方々で構成された団体で、CDリリースしていて全国的に発売中。3曲ほど演奏して頂いた。あぁ、ご機嫌なノリノリな癒される瞬間だったなぁ。客席で聴いたら最高かも!

ジャズオーケストラのステージ終了後、メイン曲へのステージ転換だ。休憩は無しで、指揮者が解説などのMCをしてる間に、打ち合わせ通りまずピアノやチェレスタを移動、打楽器ハープを入れ、指揮台と弦楽器の椅子・譜面台を入れ、管楽器の譜面台を入れ…楽器と楽譜を取りに行き、皆よりほんの少し遅れて入場した。

演奏してて、何か手に違和感を感じた。ジンジンというかプルプルというか…。もしかして、さっきのセッティングのせい?いや、今までだって学校公演なんかでも打楽器やらひな壇やら重いものをセッティングしたし…でもさすがに、演奏直前にはしたこと無かったな。気にしないようにして演奏した。私だけではなく、他のセッティング隊の方も同じ現象が起きたらしい。あぁ、そういや…絶対に奏者にセッティングなどをさせない、裏と表は徹底して分けてる仕事先がいくつかあったな。夢を与える仕事だからと言われたりしたが、見た目的な事だけじゃなかったんだな…と学習した。

それとは別に、例のドソロの箇所は唇と顎が緊張でガクガク震えてしまった!!(>_<)あぁぁ…ゲネプロまでは図々しく吹いていたというのに…!何てこったい!!この時は「頑張れ!自分!持ちこたえて!」と自分で自分にエールを送った。その箇所は上手くいかなかったが、次の箇所からラストまで挽回というか、諦めずに頑張った。ゲネプロで褒められたのはプレッシャーだったかしら。指揮者に、次回からゲネプロで私をけなして下さいってお願いしてみようか…(どんだけMよ)と思ったりした。

打楽器と金管楽器、やっぱりカッコ良かったなぁ!弦と木管のウットリするような魅力的な箇所は泣きそうだったな。マンボ!もヤケクソに元気良く叫んだ。ゲネプロ時に、バーンスタインの音楽や彼の環境について指揮者が話されたことが印象的で、イメージしながら演奏を捧げた。ちなみに、指揮者はご自身で「僕は懐かない弟子だった」とおっしゃっていた。
普段はやらない、初の指揮者MC付コンサートは貴重で、分かりやすくて楽しめたと思う。熱い音楽でイケメンで話も上手くて、最高♪しかし、やはり経験や苦労もなされたんだろうと思う。

長時間に渡るコンサートだったので、着替えもせず、凹む間もなく、即撤収に励んだ。ハープ奏者の方と撮影♪いつも東京からいらして頂いてたのだが、何と今回初めて、師匠の芸大時代の同期生だということが分かった。何たる偶然!互いに驚いた。師匠にもメールをお送りした。さらに身近に感じた(*^o^*)

今回もまた、周りに支えられて励まされて乗り切れた。夜中の練習もしたし、リハーサル開始数日前は、よく熱を出した。友達が忙しい中、私を心配して家の近くに来たり、電話をくれたりして話を聞いてくれて励ましてくれた。本当に友達のありがたみと大切さを実感した。ありがとう…!

県外からいらっしゃる先輩から色々アドバイスを頂き、すっきり吹けた箇所もいくつかあった。常に気遣って下さっていた。先輩とは音程も合わせやすく、アンサンブルしやすかった。コワイけど、オケが更に好きになった。

事務仕事も演奏も、まだまだ課題は沢山ある。いきなり完璧にやるのは難しい。一つ一つ、失敗もしながら丁寧に確実に地に足をつけていきたい。

聴きにいらして下さった皆様方、本当にありがとうございました。出演された皆様方、お疲れさまでした。




Posted by えりえり♪ at 02:43│Comments(0)
 
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